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古い紋が黄色くなりました

古くなって黄色くなってきたものや雨や汗で紋の中に色が入り込んだものをきれいにします。薄くなった上絵も書き直すことでくっきり鮮やかになります。 別の紋に入れ替えることもできます。

紋の描き直し

紋付きの紋が年数とともに黄色くなりました。

紋の中を脱色して紋を描き直しました。

縫い紋へ入れ替

紋を入れるときに、色を抜かずに顔料のようなもので白くした上に、紋が描いてありました。縫い目の所がこすれて少し地色が見えています。

片方を落とすと元の地色のままです。

縫い紋で同じ「蔦」の紋を共色の「スガ縫い」で入れました。仕立て上げてからの縫い紋加工は、襟付けも解く必要があります。
抜き紋の場合は、背縫いを解くだけで入れることが出来ます。

襟付けと背を縫い直しました。