日焼けやカビで色が変わりました
地色替え
付下げ
日焼けによって縫い込みの中と比べ色が浅くなっています。
別の色を掛けて日焼けを目立たなくすることが出来ます。
付下げ
白地の着物のシミや汚れを隠すために、蒔糊加工と地色を染めることで目立たなくすることが出来ます。
付下げ
カビによる変色が全体に広がっています。
蒔き糊風加工をすることで目立たなくなります。
黒留袖
黒留袖を色留め袖に染め替え、紋も五つ紋から三つ紋に替えました。
訪問着
洗い張りをするために解いたところ日に焼けて地色の退色が目立ちます。
元の刺繍を残したまま染め替えました。
染め替え
色抜き染め替え
全体に黄変シミが出ています。
色を抜く前に黄変シミを処理します。濃いシミは少し残っています。
色抜きをすると元の色はきれいに抜けていますが、シミと花の周りの金彩加工、白い小花は残っています。
希望の色に染め替えましたが、金彩加工と白い小花が浮いて見えています。
黒留袖地色ヤケ
後ろ身頃が黄色く変色しています。
解くと、日焼けしているところと、揚げの中に入っていた部分が焼けていないのがわかります。
柄を伏せてもう一度黒染をしました。
大島カビ変色染め替え
反物の状態で保管中、全体に黄色いカビが発生しました。
カビを取り除いたあと、変色が目立たない色に無地染しました。